「投資」リスクとリターンの攻防!!

【投資とは】

 

《利益の獲得を見込んで事業や金融商品などに自己資金を出すこと》

投資した資金や値上がり幅により得られる利益額には違いがありますが、どんな投資商品も「利益を獲得するために投資する」という部分は共通です。

 

投資は企業や不動産、商品などの将来の価値上昇を見込んで行うため、基本的には長期的な観点で資金を投じます。

 

長期間保有することで、短期的な急騰・急落もあまり影響しなくなり、安定的に利益が出せる可能性が高くなります。

 

【投資をするメリット】

 

《資産を増やすことができる》

 

銀行にお金を預けていても、超低金利のため、利息は微々たるものしかもらえません。

 

その結果、複利効果(運用で得た利益を元本にプラスして再投資することで、利子に利子がつくこと。)が思うように得られず、資産を増やすことができません。

 

株など、預金よりも高リターンの商品に投資すれば、複利効果の恩恵を十分に受けられ、資産を増やすことができます。

 

《税制優遇制度が利用できる》

 

投資の中には税制優遇制度を受けられるものがあります。

 

例えば、iDeCo(個人型確定拠出年金)で投資した商品の運用益は全て非課税になり、掛金の全額が所得控除の対象になるため、所得税と住民税を軽減できます。

 

また、NISAやつみたてNISAは、それぞれ定められた上限額の範囲内で投資した場合、売却益や配当金にかかるはずの税金20.315%が一定期間非課税になります。

 

預金の場合、金利で得た利息にも20.315%の税金がかかり、銀行の方で差し引かれたうえで利息を受け取ります。

 

しかし、投資の場合、税制優遇制度を利用すれば非課税になるため、資金効率を上げて資産を増やすことができるのです。

【投資をするデメリット・リスク】

 

投資のデメリットは元本が減るリスクがあることです。

 

預金の場合、お金を預けている金融機関が破綻するリスクがありますが、預金者1人あたり元本1,000万円までと破綻日までの利息等は制度によって保証されています。

 

しかし、投資では保証はなく、購入時の金額から価格が下がってしまい、資産が減るリスクがあるのです。

 

損失が発生した結果、資金を減らすリスクもあることは覚えておきましょう。